北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手が出版社のベースボール・マガジン社の池田哲雄社長から「マカン」というポルシェを提供されていたというスクープが報じられております。
この話しが本当なら斎藤佑樹投手に対する球団の処分はどうなるのでしょうか?
最悪解雇もありえるのでしょうか?
また、ポルシェ以外にマンションも提供されていたという話しも含めてこの件を考察してみました。
斎藤佑樹へのマカンポルシェ提供問題の経緯
このポルシェ提供のスクープは「週刊文春」によるものであります。
関係者の話しによると斎藤佑樹投手がベースボール・マガジン社の池田哲雄社長に、「鎌ヶ谷の二軍練習場に通うための車が欲しい」とおねだりをしたとのことです。
希望したポルシェの種類は価格が2000万円を超えることもある「カイエン」だったそうですが、最終的に「マカン」という800万ほどのポルシェに落ち着いたそうです。
週刊文春の取材に対して池田哲雄社長は、「斎藤からポルシェが好きなんで」と言われたことに対して、池田社長が「お前には頑張ってもらわないとおけないから俺が払ってやる」と言ったことを認めたとのことであります。
このことが本当なら金品授受の問題に発展しかねないですね。
こういった件でプロ野球界で思い出されるのが、元巨人軍の桑田真澄のスポーツメーカーからの裏金問題です。
この裏金問題は、スポーツ用品メーカーであるカドヤスポーツの販売促進課長が桑田真澄とのスポーツ用品のアドバイザリー契約の見返りに、桑田真澄から多額の裏金や金品を要求されて、それに従ったという事件であります。
この事件は、『さらば桑田真澄、さらばプロ野球』というタイトルの暴露本によって世間に明るみになり、本の内容が国会に取り上げられるほどの社会問題にまで発展しました。
プロ野球界では以前にもあった、こういった金品授受問題ですので、この週刊文春のスクープが真実のものとなれば再び世間を賑わしてしまう可能性が非常に高いですね。
ましてや国民的に知名度のある斎藤佑樹投手ですから、今後メディアで大きく報じられることになるでしょう。
ポルシェ提供問題で斎藤佑樹の処分はどうなる?
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このポルシェの受け取りが本当のこととなれば、当然日本ハムファイターズは球団としてなんらかの処分を下すことになります。
はたしてどうのような処分となるのでしょうか?
考察していきます!
桑田真澄の裏金事件
前述した桑田真澄の裏金問題を引き合いにして考えてみます。
桑田真澄の裏金事件では、当初裏金の授受を拒否していた桑田真澄でしたが、最終的に一部の金品授受を認めます。
そのことを受けた読売ジャイアンツは当時の代表である湯浅武と桑田真澄で謝罪の記者会見を開き、桑田真澄に対して、開幕からの一カ月の謹慎と罰金1000万の処分を下しました。
この処分に対して、当時の川島廣守セリーグ会長は「桑田選手に対する処分は適切なものと理解します」と述べ、桑田真澄に対する読売ジャイアンツの処分を認めました。
この事件と今回の斎藤佑樹投手の件を比較してみると、どれほどの処分が妥当なのか?になりますよね。
罰金額はいくら?
同じように謹慎+罰金500万~1000万といったところが妥当なラインかとも思われますが、当時と今ではプロ野球界の現状が異なることにも着目しなければなりません。
というのも、今年は野球賭博の事件が起こっていて、こういった不祥事には世間の目がかなり厳しくなっているからです。
プロ野球界の信用問題が揺らいでいる現状ですので、もしかすると以前の裏金問題のときのような処分だけでは済まされないかもしれません。
解雇の可能性は?
最悪解雇ということも十分可能性として考えられますね。
金額的な問題と、故意にコソコソとやっていたかどうかも処分に影響しそうです。
ポルシェ以外にマンションも受け取っていた?
さらにスクープの中にはポルシェ以外にマンションも受け取っていたという話しもでております。
こちらも本当の話しなら、ポルシェの金額を大幅に上回る大金を受け取っていたということになりますね。
そうなるとおそらく、総額5000万~1億といった金額が動いたことになりますので、金品授受に加えて額面の大きさも大きな問題となりそうです。
いずれにしてもまだ本当のところはハッキリとしていることではないので、これからの真実の情報を待ってみるしかないですね。
まとめ
7/14に今年二度目となる先発で好投し、結果を残せた斎藤佑樹投手に突如降りかかった金品授受問題。
甲子園で大活躍し、ハンカチ王子として日本中を沸かした大人気投手だけに世間の注目も大きなものとなりそうです。
この金品授受のスクープが間違ったものであるならば、身の潔白を明らかにして再び祐ちゃんフィーバーが起こるほどの活躍で、プロ野球ファンを楽しませてくれることを心から願っております。
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